第518回 2016.02.14
今回は以前の仕事から、菊名神社の賽銭箱を紹介いたします。
もう10年位前になりますが、菊名神社様へ寄贈をされるため、賽銭箱を製作してほしいとの依頼がありました。
おそらく今後100年以上にわたり使用されるかと考えますと、それであれば100年後の人たちがびっくりされるような仕事ができないだろうかと考えました。
そこで江戸時代ごろかと思いますが、先輩たちが考案された組手を使うことにいたしました。一見製作不可能ではないかと思わせる組手でございます。
このような日本が誇る技術は、後世に引き継がれなければならないとの思いで取り入れさせていただきました。
はたして100年後、何名の方が見破ることができるか楽しみですね。
下の写真に注目してください。
この天板の框はどのようにして組み上げたのでしょうか?
菊名神社にどうぞ現物をご覧にいかれてくださいませ。
そして挑戦してみてください!
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