第99回 2007.09.25
建築家「村野藤吾」さんの作品をリフォームする
すでに亡くなっておられますが、村野藤吾さんは、文化勲章を受賞された建築家です。
今回の仕事は、村野藤吾さんが約30年前設計された作品で、都内の一流ホテル貴賓室で使われていたダイニングテーブルを、奥行き方向に寸法を小さくして、全体をリフォームすることです。
じっくり作品を観察してみますと、細部に渡って細かい神経が注がれており、非常に高度な技術を要するデザイン・設計になっております。
また、この作品を制作した職人さんの情熱にも感心致しました。
依頼者は、村野藤吾さんのお弟子さんにあたり、後に建築家、黒川紀章さんに師事され室長を勤められた高井 實先生で、完成したらご自宅で使われるそうです。
高井先生は、私が仕事に対する目標を与えてくださった、厳しい中に温かい心を持たれた先生です。
以前にも紹介致しましたが、高井先生とのご縁は、ご自宅の家具依頼でした。
家具を設置していたときの言葉“二流は二流だね”は、私の心のどこかに潜んでいた「何か?」が、大きな刺激を受けたように思います。
また、高井先生個人からではなく、事務所からの仕事依頼を受けたい一身で仕事に励んできたように思います。
今回は、吉田さん(技能五輪日本大会第1位・世界大会第3位)が挑戦いたします。
完成しましたら、この週間日誌にて報告させて頂きます。
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