本千鳥格子 (D-519)
一般的な千鳥格子は、格子の縦か横かどちらかが勝っています。
下の格子は1本ものであるにもかかわらず、縦・横が一つ飛びになっています。
製作方法に挑戦をして、1年がかかりでついに完成させました。
ところが後でわかったことですが、江戸時代の伝説的な職人である左甚五郎(←クリック)がすでに作り上げていました。
つまり偶然同じものを作ったことになります。
↓これは一般的な千鳥格子(すべて縦の格子が勝っています)
↓これは“本千鳥格子”の引戸。一本物の格子が縦・横に一つ飛びに網の目のようになっています。
↓縦・横とも編み込んだように作ってあるのがわかります。
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