第384回 2013.06.03
NPO法人、土に還る木・森づくりの会に参加してきました。
習慣日誌357回で紹介いたしましたが、43年ぶりに再会いたしました関田様が主催しておられる活動です。
富士山のふもと御殿場の森を、よみがえらせようとする活動をしておられます。
倒木材や間伐材を利用しての家具作り。人工林の杉林を自然な森に戻すために広葉樹への植え替え。
家具作りには現役を退かれたシニアパワーの力を借りながら、テーブル・ベンチなどに加工をして販売をしておられます。
さて今回の参加はお手伝いをするというより、体験をさせていただいたとの感じでございます。
体験内容としまして
1、広葉樹の植林。今回はコナラを植林してきました。
2、杉材の手入れをするために枝落としをいたします。その際発生する散乱した枝を機械で砕き、台地に肥料として帰す活動。
3、木工教室。
今回は輪切りにされた杉材を、ノミとカナズチで穴を開け、苗を植えつける鉢作りです。
苗が大きくなっていく過程で、杉の鉢は腐り、土に還って肥料になります。
4、世界文化遺産になります富士山の自然を、勝又幸宣氏が映像を交えて説明をされました。
5、匠の技「カンナ削り実演」御殿場削ろう会代表、武藤 勇氏とお弟子さんによる神業の見学。
削られたヒノキの薄カワはサランラップの3分の1の厚みです。
透けて見えますし、削られたヒノキ材の表面はツルツルに光っています。
また、代表がこれまで考案された組み手・しくち・・・やからくりの作品。すべて見事な出来でございました。
年齢は72歳だったかと思いますが、今でも新しい作品作りに挑戦しておられます。
作品作りに際しては、パソコンを操り製作図面を書いておられるのにはビックリいたしました。
6、キリン蒸留所の工場見学。
などなどの内容の濃い催しでございました。
一番左が関田様です。そのとなりは女優の山本杏奈様がおられます。
作業風景です。
私が作った杉の植木鉢です。
武藤様の実演風景です。
武藤様が制作された、2面とも木口の小箱です。
(種明かしをしておられましたが、私は聞きませんでした。自分の力で解決してみようと思います。)
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