スピーカーを埋め込んだテレビボード (S-033)
以前のお客様からのご紹介でご来店頂きました。
お打合せをしながら、普段なら指摘されないご相談など、こだわりを感じていました。
そこでぜひ見てもらいたい家具になる様プランさせて頂きました。
普段よりも手間のかかるデザイン・作り・設置工事となりましたが、設置後は非常に喜んで頂けました。
お客様と一緒に時間をかけて考え、いろんな側面のお話をしながら作り上げた家具でございます。
下台のガラス扉は5mm厚であり、その他の扉は20mm厚です。
扉厚が違いますが、前面を揃えるデザインとしています。(左端はウーハー用、サランネット扉)
扉厚の違いにより下側の奥にはすき間があります。
ここは吸気も兼ねており、天板上の放熱孔に機器熱が逃げる設計としています。
左右が住宅壁面でした。
家具幅を若干小さめに製作し、住宅と家具とのすき間を家具と同じ材料を鉋で削りながら調整し、ぴったりに納めています。
(通常、この部分は目立たせる所ではないので、扉よりも奥のひっこんだ所に設置しています。)
ここでは左右対称として両側に用意しつつ、前面をそろえる意匠としました。
現場での調整加工には、通常の倍以上かかる作業となります。
こちらのお客様はこちらの家具も制作いたしました。[S-034]
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