第15回 2006.01.18
価格とは
実は今年の正月、苗場からの帰りに伊香保温泉に行ってきました。
友人から紹介され、予約無しに旅館に着くと空室があるとの事。
私は、何部屋か見せてもらうことにしました。料金の違いを見たかったからです。
最初に見せていただいた部屋は最上階にあり、赤木山を見渡せる、ゆったりとしたスペース(私が通常泊まっていた部屋の2、3倍の広さ)の部屋で貴賓室との事でした。
もう一部屋は1階で、庭が見渡せてスペースは同じくらいでしたが少し暗い感じが致しました。
この2部屋を見ましたらほかの部屋は見る気持ちになれなくなり、結局最初の部屋にしていただきました。
温泉地ですと、おいしい料理をいただき、温泉にゆっくり入りまた、二人ですと10畳くらいの部屋があればいいと以前は思っていました。
実は昨年からの仕事のストレスがまだ残っていたのでしょうか、胃がピリピリ痛んでいたのが不思議なことに、気がついたら完全に痛みが無くなっていました。
おかげさまでそれから快適に過ごしています。
人には心を落ち着かせるのに、無駄な感じが致しますが、バランスが取れたある程度のスペースが必要な感じが致した次第です。
価格とは、原価が元になってのものではなく、価値観に対してのものだと思っていますが、今回の宿泊は安く感じられ、私の仕事に大変勉強になりました。(もちろん接客態度などもよく教育されておられました)
参考までにその旅館は、“福一さん”です。