第41回 2006.07.24
日本一仕事に厳しいお客様の商品、無事納まる
前回、週間日誌37回目で紹介いたしました商品が喜んでいただき、無事収めることができました。
私が日本一仕事に厳しい建築家(私が勝手に思っております)、T先生との縁は7年位前、T先生のご自宅の家具作りでした。
私は家具業界との縁が20年くらいたっていた頃で、これからの家具販売をすべてオーダー家具にとスタートしたばかりの頃でした。
T先生はたぶん当社を試されたのだと思っております。
ご注文いただき約1ヵ月後、家具取り付けの真っ最中に商品を見られるなりT先生、”しょせん二流は二流だね“(本当は三流と言いたかったのでは・・?)との言葉。
私は作った職人に“俺たちは二流だといわれた、お前たちは悔しくないのか、お金のことはいいから作り直せ”、と職人に指示し作り直す。
大変な取り付けでしたが、無事完了したときにT先生、“私は建築家としてのピラミッドの頂点の仕事をしています、だから事務所としてユウキさんにはまだ仕事を出せないが、ほかでは充分通用するよ”と言ってくださいました。
その言葉はうれしかったのですが、ピラミッドの頂点からの仕事依頼を受けたいため、すぐに次男を旭川に修行に出し、運よく本人は家具技能オリンピック日本一の吉田氏に見込まれ弟子になる。また、本人の努力もあり吉田氏からも認められるようになりました。
それから約3年後、T先生の事務所からの仕事を頂けるようになりました。
今回はそんな先生からご依頼された商品でした。
写真を添付させていただきましたのでご覧くださいませ。
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