第65回 2007.01.15
企業は健全でなければならない
私が10年くらい前に、奥さんと正月に鹿児島へ行った時の話です。
感じが良く料理の腕前も良く、記憶に残った店がありました。
数年後案内が届き「ゆっくりお風呂に入っていただき、料理を楽しんでもらう店を作った」との事。
その案内をなくしていたところ、約5年後引出しの奥から見つかりました。
早速電話をして“あなたの料理を頂くためだけに鹿児島に参ります”と言って伺うことにしました。
その店で料理を頂いたのですが、結局その日のお客は私たちだけでした。
料理の内容はやはりすばらしいものでした。ところが料金にはさすがに驚きました。
料理の内容から想像した金額の2倍以上、内心裏切られた気持ちでした。
その後数ヶ月したら案内が届き、“この道?十年、とうとう終わることになりました”との事でした。
案内に住所はなく、ケイタイ電話のみ記されており、事情は察しできましたが、私は結局、なにかやってあげたいとの気にはなりませんでした。
今でも思うことですが、料理の腕前は一流だと思います。(私はあまり評価する能力はありませんが)
企業(店)が健全でないがゆえに、仕事以外の余計な神経を使うことになり、また、裏切らなければならない企業(店)になってしまったのではと思っております。
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