第571回 2023.04.17
不思議な格子建具『本千鳥格子』
会長:小原御郎
一般的な千鳥格子は、格子の縦か横かどちらかが勝っています。
下の格子は1本ものであるにもかかわらず、縦・横が一つ飛びになっています。
製作方法に挑戦をして、1年がかかりでついに完成させました。
ところが後でわかったことですが、江戸時代の伝説的な職人である左甚五郎がすでに作り上げていました。
つまり偶然同じものを作ったことになります。
・これは一般的な千鳥格子(すべて縦の格子が勝っています)
・これは“本千鳥格子”の引戸 一本物の格子が縦・横に一つ飛びに網の目のようになっています。
・縦・横とも編み込んだように作ってあるのがわかります。
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