女性が安心できる扉

第486回　2020.10.19

布団をいれる為の大きな収納を作りました。

リフォーム会社さんからの相談であり、弊社の工事後にタイルが貼られました。

大きな上開きの扉(フリッパー)ですが、ベンチのように人が乗っても大丈夫な

強度にしてほしいというご要望でした。

ご相談当初はそれほど難しくない相談と思い、

自信たっぷりに良い返事で大丈夫です！と答えましたが、

強度をだす⇒重くなる構造。大きな扉⇒軽くしないと毎日の操作が大変。

奥行760㎜ある大きさの扉に対応する金物選びに納得するまで悩みました。

作るだけなら簡単ですが重くて不便と言われないか、心配症なので悩みました。

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女性が扱うので跳ね上げる時には軽く、できれば下がる時も安全にしたい。

布団なので毎日使うもの。そう考えるとどこまでの重さ、どこまでの構造にするかに悩みました。

当初はひのき材や桐材の無垢材を提案しましたが、最終的にナラ材突板となりました。

苦労してようやく納得できる重量計算とソフトクローズ機能もある金物が決まり、

うまく完成できました。

空気孔をつけて空気の通り道を考え、内部には調質材である”さらりあーとセレクタッチ”という

材料を支給してもらい、底板に貼ってあります。

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お客様からとても喜んでいただけたようで、お礼のメールと完成画像を取引会社からいただきました。

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営業主任

小原　貴文