第592回 2023.09.18
展示用の本革建具
取引先のショールーム展示にあわせて製作した建具。
取付は無しで納品だけしたので、設置後にはじめての確認。
とても目立つ場所に展示されてました。
天然の素材はどれも難しいですが、本革はとくに個体差があるので、
数値上は同じ大きさ(長さで判断)でも、痩せてるか太っているかでサイズが全然かわってきます。
スマートよりも、ふくよかな牛さんの方が弊社は好みです。
牛も当然、生きている中で皮膚に傷があったり、そこがかさぶたとなったり、
そうした傷は残っていきます。
革の加工上で消える部分もありますが、残る部分もあります。
そうした部分は避けないとならず、必要なサイズがとれるかは現物をみるまでわかりません。
製品の製作していく段階でひっぱりながら製作すると、隠れた傷がでてきたり・・・。
とても難しい素材です。
限られた納期の中で、担当の方と密に相談しながら無事に作りあげました。
「展示用の本革建具」を見ている方はこの記事も見ています
-
会長:小原御郎 ノッポさん(高見のっぽ)の紹介 もうずいぶん前ですが、NHKラジオ朝4時放送「明日への言葉」に ...…
-
設計士さんの物件で、エアコン用の目隠しカバーを2種類製作しました。 白塗装仕上とシナ材ウレタンク ...…
-
会長:小原御郎 20年ぶりにスイミングを復活させました。 プールは横浜国際プールです。 当時は1キロ以上を泳い ...…
-
ちょっと変わった依頼でしたが無事に完成。 吹き抜け部分に大きなツインカーボをはめ込んだ大きな枠を ...…
-
会長:小原御郎 いつもは5時から朝のお勤めをお坊さんみたいにしていますが、 映画サウンドオブミュ ...…