第181回 2009.05.18
電話営業
週間日誌の179回で申しあげましたが、私は営業活動を復活致しました。
29歳で独立し、(勤めていた会社を辞めてしまった、その流れで)これまでいろんな営業活動を行ってまいりました。
独立し立ては、何せ会社(6畳一間のみのプレハブ建て)には私一人しかいませんから、営業活動は電話を利用する事か、郵便を利用していました。
その後は社員さんが入ってこられましたので、近所の挨拶回り、家具に関連した企業への挨拶回り等、いろんな方法で活動をしてまいりました。
その中で、電話での営業活動の効力は非常に大きいものでした。
顔がお互い見えない中での、会話だけで信用を頂く営業方法。
慣れるまでは大変ですよね、訪問のときは顔の表情、しぐさなどで「間」を繕っているかと思いますが、電話ではそうはいきません。
ところが慣れてまいりますと、思ってもいないほどお客様の内面に入らせて頂けます。
先日、早朝の4時前後ラジオを聞いていましたら、故人で目が見えない方の言葉を紹介していました。
“目が見えないおかげで見えないものが見えて良かった”のような言葉だったかと思います。
私もこれまで、声だけで自分を分かっていただき、また信用していただく。
そのような訓練をこれまでしてまいりました。
お蔭様で、電話での営業を受けますと、全ての雑音及び先入観が消えて、その方の内面に入っていけるような感じが致します。
以前、経営コンサルタント関係の女性の方から、電話での営業がありました。
私は確か、“経営で1度失敗もしたし、そのとき悟ったことを確かめたいので・・・。”そんな会話でお断り致しました。
そう言いましたら、その女性営業の方は“ユウキさんはきっと成功されます、期待しています・・・。”
のような会話をして電話は終わりました。
私は、そのときの女性営業マンの方から、もう一度電話がくる事をずっと待っていましたが、再度くる事はありませんでした。
印象に残ったすばらしい営業でした。(有難うございました、非常に勉強になりました。)
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