第10回 2005.12.01
縁 その二
昨日、新聞の投稿欄に、縁についてのものがありました。
私は、商売をしておりまして縁を感じた場合は、いつも以上に燃えるタイプかと思います。
非常に縁を感じたことをお話したいと思います。
私が独立したての頃、旭川で家具の問屋業を営んでおられた“H”さん(実際にエッチな方ですが今回は頭文字からとらせていただきました)を知人から紹介されました。
私は当時6帖間のプレハブに机2台電話機1台のみの事務所で、やっと従業員が一人入った状態の頃でした。
取引が始まって間もない頃、“小原さん、ショールームを持ちなさい、お金は1,000万円提供する”と言って下さり、また、他にも応援してくださる方がおられ2年後にショールームを持つことが出来ました。
あとでお互いびっくりしたのですが、私がまだ会社員で28歳頃のとき知人を介し、
“東京に進出するので責任者になってもらいたい”との話しが当時ありました。
私はその社長とは面識もなく、またそれだけの能力もないのでお断りしたことがあったのですが、実は、“H”さんがそのときの社長でした。その後会社で催しごと(社員旅行、忘年会など)があるときは決まって偶然ですがほとんど全て参加しておられる。
あるとき社員旅行を翌日に控えていると何か電話がきそうな感じがし、社員とうわさをしていたら“いま東京に着いたからすぐ伺うので・・・”
不思議ですね・・・
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