第426回 2014.03.31
「縫製比較カーテン」、15年ぶりにカーテンをよみがえらせます。
最近はオーダー家具を主体に活動をしてきました。
そのため最近のお客様は“えつ・・・なんでカーテンを始めたの!”の感じです。
22年前、当社はオーダーカーテンの販売から出発をいたしました。
その当時「ハイグレード縫製をご存知ですか!」と銘打って販売したところ、たいへんな反響を頂きました。
店内に入りきれず怒って帰られる方、出直してこられる方。
やっと縫製の重要性を理解してもらえるのかと思いましたが、ハイグレード縫製と漠然とした表現だったがため、メーカーおよび販売店では、縫製方法の一部を変えただけでハイグレード縫製として販売するようになりました。
そのため当社との違いがわかりづらくなり、多くの方に理解されるにはいたりませんでした。
あれから15年、最近では低価格だけが強調される傾向を強く感じ、カーテンのレベル低下が気になるようになりました。
そこで今回のわかりやすい方法として、縫製比較カーテンを発表することになりました。
価格もメーカー縫製と同じ価格表を使用し、値引率も同様にして販売いたします。
どうぞその違いをご覧くださいませ。
カーテンの柄合わせが美しく自然です。
裁断にロスが出ないようにしつつも、もっとも柄の生きる生地使いを心がけております。
へりには皺が出ないよう芯地を入れ、また縫い目も表に出ないよう、丁寧に縫製しています。
カーブの縫製を丁寧に、針目も見えないよう縫い合わせます。
生地に余計なたるみも出しません。
厚いカーテン地の端の始末は神経を使います。
重なり合っている部分も針目を揃え、角のすっきりしたシルエットを出すのが難しいのです。
カーテンを閉めている時の窓辺の表情に大きく貢献するのがタッセルです。
ふちかがりはふっくらと縫われます。
柄がある場合はタッセルの中心にくるよう、また上向きになるよう生地を裁断します。
花や人形の柄のような上下のある絵の場合は裏にまで留意して柄を出します。
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