第回 2022.04.18
色はむずかしい
打ち合わせで最終的に白色のエイジング仕上になる傾向が多いです。
また、色に悩まされることが最近は多く、フェラーリの赤色とか、
ヨーロッパの鮮やかな緑色、黄色など、その色の難しさ、
お客様と弊社との色イメージがあっているかに神経を使います。
これは天然木ナラ材に白色でエイジング仕上にしました。
白色といってもペンキでぬりつぶすのとは違い、家具塗装は木目をだしていくので
元の木の色が絵具のように混じり、真っ白とはいかないです。
ナラ材ならグレー系、シナ材ならピンク系になったり、またその時の材料次第であり、
厳密に言えば塗装する日の天候によっても変わります。
日本の色はもともと黒色が少し混じっているようで赤でもヨーロッパと比べると黒さがあり、
ほかの色でも黒が混じっているせいか鮮やかさに違いがあると感じます。
淡い色合いは室内照明によっても、日中や夜でも見た目がかわるので
もっと色の経験を積まないとと思いながらす。
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