第601回 2023.11.20
材料ロス
天然木の突板工場に打ち合わせに行ってきました。
いつも扱っている材料ですが直接、工場まで行く機会がなかったので、
現地で話を聞きながら工場見学をしているとびっくりする事も多かったです。
↓スライスされた丸太
これまで材料ロスを少なく使えるのが突板の利点とこれまで解釈していましたが、
突板として使える部分としては3割程度。
びっくりしました。
一般的な突板ベニヤになるまで数十人の工場の方がかかわっているので、
その手間を考えると、突板の価格は安すぎるのではと思いました。
近年、環境に配慮された土にかえるという天然素材の新商品も多くでているので、
廃棄されていく材料もうまく活用されていると思います。
今年、北海道に材料視察に行った際、昔のように切り落としたあまり材を
安く譲ってもらえるかをスタッフが話してみましたが、
びっくりするくらい無駄なく使われていました。
こんな小さい木も!?というくらいに見事に再利用されていました。
昔のように材料を大量にかかえる所もなくなってるので、欠品には注意ですが、
なるべくゴミをださず、無駄にしないというのは大事な事かと思いながらです。
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