後付け洗面収納
既存洗面カウンターの下に後付けで収納を作りました。
新築時は洗面カウンターだけ設置される事が多いかと思います。
ご予算だったり、生活してみないと収納のイメージが出来ない為もあると思います。
しかし、あとで収納が欲しくなった場合、これって作れるのだろうか?と、
けっこう大がかりな工事になってしまうのでは?と、思われる方が多いかと思います。
そんなお悩みに対して、設備品は一切いじらずに当初から収納付であったかのように
綺麗に作りあげました。
↓『完成までの流れをご紹介』↓
1,家具設置前の状態。洗面カウンターがブラケット金具で設置されていました。
カウンター下には配管と、カウンターを支えるブラケット金具が見えます。
2,家具工事の開始。
まずは本体を組み立てします。
(工場で事前に仮組みし、完成させたものをバラして持ち込み)
今回、素材はあえてラワンベニヤを使用しています。
小口の積層もあえてみえるようにしています。(嫌いな方はラワンの小口テープ貼も可)
塗装もウレタンクリア塗装、全艶消しにしています。
素材がラワンだから簡素に作る訳のではなく、表面にはビスが一切見えてこないように作っています。
3,本体の組み立てと微調整を終え、引出しを設置して完成。
2段の引出し収納になっています。
ギリギリまで配管を避けた凹型の内箱にした作り。
下段は配管がより奥にあるので、より奥行深めにしています。
上下とも同じであれば作るのは楽ですが、お客様の使い勝手優先、収納量を優先にしました。
ハンドルではなく、 前板を斜め形状の手掛にしています。
小口の積層の見え方が綺麗で、梱包をあけた時にお客様がとても喜ばれていました。
(梱包あけて見られる時、喜んでもらえるかこちらはドキドキした気持ちでしたが安心しました)