L型書棚
終わってみるとシンプルなL型の家具ですが、こだわりのあるお客様からのご依頼。
通常、天井側と壁側は少しすき間をあけて家具を設置します。
天井も壁もまっすぐではないので、そのすき間を同じ材料で現地で微調整しながら削ってふさぎます。
しかし、今回は見た目を重視して棚も可動式ではなく固定棚にして製作。
ふさぎ材もいつも通りだとそのバランスがかわってしまうので、
すべて均一な見た目になるように設計し、そのための構造に作られています。
搬入経路から高さを分割して作っていますが、それがわからないような構造にしています。
既存のエアコンもあるのでパネルで隠せるようにしています。
↓1/5スケールの模型。
お客様のこだわりに対して漏れが生じないよう、相互確認も含めて1/5の模型を製作。
細かな点や既存のエアコンの見え方などをも模型を通じて確認していただき、
素材選び、色選びををしていきました。
模型のエアコンもちゃんと作り、カバーをつけるとどう見えるてくるかを確認。
床のフローリングもすべて手作り。
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